カワスイ新社長がクルーと一緒にカワスイツアーしたらとんでもないことになった。

カワスイ新社長がクルーと一緒にカワスイツアーしたらとんでもないことになった。

カワスイ新社長がクルーと一緒にカワスイツアーしたらとんでもないことになった。

長谷川

カワスイを運営する株式会社アイ・レジャー・エンターテインメントの代表取締役
若く見えるが意外とアラフォー
丸亀製麺のうどんが好き。少食。

 

皆さんこんにちは。長谷川です!

2022年7月からカワスイを運営する新会社の代表をやっています。

代表になったからには、カワスイの魅力を積極的に発信していきたいと思い、今日からブログを始めることにしました。

 いきなりぼく1人ではちょっと不安なので、第1回目の今日は、カワスイのベテラン飼育クルーのまーくんをお招きして、「長谷川とまーくんのわくわくカワスイツアー」をお届けしたいと思います!

 

まーくん

カワスイ魚類担当クルーとしてカワスイ開館当初からカワスイを支える。
最近はカワスイのYouTubeにも出演。
好きな野球チームは東京ヤクルトスワローズ。
私服が派手。

 

長谷川:

まーくん、今日は宜しくお願いします!
カワスイには、代表になる前から何度も足を運んでいるので、館内のことには詳しいつもりなんですが改めて皆様にご紹介するとなると緊張しますね…。

 

まーくん:

こちらこそよろしくお願いします!
ぼくはカワスイ歴も長いし、お客様に館内をご案内する機会もあって慣れているので、今回のツアーで困ったら全力でサポートしますよ!ご安心ください!

 

長谷川:

まーくんがそう言ってくれると心強いなあ。
それでは早速いきましょうか!

長谷川&まーくん

レッツゴー!

 


早る気持ちを抑えつつ、まずはしっかり入館ゲートで消毒と検温を。
こういうの、大事ですよね。

 

 


ピッ 

35.8℃…低っ

 

ーカワスイの中を探検してみよう!ー

 

 

長谷川:

さて、最初にやってきましたのはこちら、カワスイがあ​​る川崎市を流れる多摩川を再現した「多摩川ゾーン」です!

 

長谷川:

ここでは多摩川の上流、中流、下流を再現した水槽をメインに、ヤマメ、コイ、オヤニラミ、ムギツクなどの生きものたちを多摩川の実際の生態系に忠実に展示しています。

忠実さにこだわるあまり、敢えてソウギョやアメリカザリガニなどの外来種も展示しているんですよ。

 

まーくん:

さすが社長、出だしから完璧な紹介ですね!
ちなみに長谷川さん、「多摩川再生のシンボル」と呼ばれるお魚をご存じですか?

 

長谷川:

何でしたっけ…。

 

まーくん:

見た目も可愛く食べても美味しい。みんなも大好きなこの子ですよ。

長谷川:

わあ〜!アユだあ〜!!

 

まーくん:

多摩川はかつて、高度経済成長期の生活排水によって汚染が進み、多くの生態系が破壊されてしまい、「死の川」と呼ばれていたんですよ。

ですが、近年では水質改善が進み、アユの遡上が再び見られるようになってきたんです。

アユは、澄んだ川を好むため 「多摩川再生のシンボル」と言われているんですよ!

 

長谷川:

ドラマチックだなあ〜
ぼくそういうストーリーがある人とか生きものが大好きなんですよ。

 

まーくん:

良いっすよね〜

 

まーくん:

では続いてお隣のオセアニア・アジアゾーンに移動しましょう。

ここには、オセアニアとアジアに生息する、信じられないほど鮮やかな生きものや魅力的な生きものを展示しています。

 

長谷川:

照明とBGMの演出ですごく雰囲気がいいですよね〜

ぼくも仕事に疲れたら事務所を抜け出してここで瞑想しようかな。

 

まーくん:

実際にここでひと息つかれているお客様もいらっしゃいますよ。

さて、いきなりですが長谷川さんにクイズです!

ここ、オセアニア・アジアゾーンには、ぼくの一番のお気に入りのお魚がいるんですがそれはどーれだ?

 

長谷川:

うわ。まったくわからん。

 

まーくん:

も〜!長谷川さんったら予習不足ですね。

社長たるもの、ぼくの好きなお魚も知っておいてもらわないと困りますよ!


正解は…コモンシートフィッシュです!

まーくん:

見てください彼らの顔を。

笑っているように見えませんか?

彼らはぼくたちが辛い時も悲しい時も優しく微笑みかけてくれる。素敵だと思いませんか?

長谷川:

ほんとだ!すげー!素敵な笑顔!

 

まーくん:

ちなみにぼくの笑顔も素敵ですよ。


コモンシートだけじゃない!まーくんの素敵な笑顔にも会いに行こう!

 

長谷川:

ぼくもお気に入りのお魚を紹介しても良いですか?

 

まーくん:

お!長谷川さんもカワスイに推しメンがいるんですね!

社長の推し、どんな子か気になるなあ〜!

 

長谷川:

では1つ下がって9Fに行きますか。

 

 
長谷川の推しメンのところに向かう道中、2人で仲良くパンタナル水槽でエサやり体験をしてみました!美しい熱帯魚たちを間近に感じられる人気のイベントですよ!

詳しくはこちら

 


9Fアグア・ラボエリアに到着!

 

長谷川:

そろそろぼくのお気に入りのお魚に近づいてきましたよ!

さて、今度はまーくんにクイズです!このエリアにいるぼくのお気に入りのお魚はどーれだ?

 

まーくん:

いや〜マジでわかんないっすね。

 

長谷川:

(さすがに当てる気なさすぎやろ)

ぼくのお気に入りは…ブルーカンディルです!

 


お気に入りのブルーカンディルとの夢のツーショット。これには社長も思わずニッコリです。

 

まーくん:

良いですよね!ブルーカンディル、ぼくも好きですよ!

現地のアマゾンではあの有名なピラニアより恐れられているお魚ですね。

ブルーカンディルはアンモニア臭に反応してドリルのように回転しながら襲い掛かり肉を食いちぎるんですよね。しかも鰓蓋(えらぶた)に返しがついているので、一度噛みつかれたら簡単に引き離すことが出来ないという…。

こういう話を聞くとちょっと怖いと思う方もいるかもしれませんが、よーく見ると結構可愛いお顔をしているので、実はカワスイでも人気のお魚だったりします。

 


この鋭い歯で肉を食いちぎります

 


鮮やかな体色もポイント

 

まーくん:

ちなみに長谷川さんはどんなところがお好きなんですか?

 

長谷川:

そうですね…。

ブルーカンディルの昼夜泳ぎ続け鋭い無数の歯で獲物に食いつく様が、まさに日々止まることなくたくさんの施策を通してカワスイの再建に食らいついていくこれからの我々なのだ……と思わせてくれるところですかね…。あとは色が青くてかっこいいところが好きです。

 

まーくん:

めちゃめちゃ深いっすね。

 

長谷川:

実はブルーカンディルが好きすぎて、カワスイの入館ゲートにあるブラックボードに「社長のイチオシ!」としてブルーカンディルを紹介してもらったこともあります。


作:カワスイクルー

 

まーくん:

結構ガチっすね。

 

長谷川:

そうなんですよ。実は。

さて、ぼくたちの推しもご紹介出来たことだし、次はカワスイで大人気のエリアに行きますか!

 

まーくん:

GO!! GO!!

 

長谷川:

ここは「アマゾンゾーン」ですね。

9-10Fの吹き抜けを生かして熱帯雨林を再現していて、スコールや、植物を包み込む霧を体感していただけるんですよ。

アマゾンゾーンでは、世界最大級の淡水魚ピラルクや、古代魚としても有名なシルバーアロワナなど大型のお魚も多く展示しています。

オニオオハシ、ショウジョウトキなどの色鮮やかな鳥たちや、ナマケモノやカピバラもいて、なんとカピバラはふれあいもできちゃいます!

 


長谷川:

カピバラ、カワエエ〜〜!!!

 

まーくん:

ぼくも普段は魚類を担当しているのでカピバラとのふれあいは何だか新鮮ですね。

 


2人でカピバラとふれあっていたらアマゾンゾーンの仲間たちが集まってきてくれました!
奥の方にはよく見るとナマケモノもいます!

 

長谷川:

動物や鳥はお魚とはまた違った癒しを感じられて良いですね。

 

まーくん:

いや〜良いっすね〜。

 


オニオオハシも運良く降りてきてくれました!

 

長谷川:

ナマケモノもカピバラもかわいいなあ。

おっと、いよいよ次が本日ご紹介する最後のエリアですね。

 

まーくん:

え、もうですか??楽しい時間はあっという間っすね…。

 

長谷川:

ここはパノラマスクリーンゾーンです。

カワスイ自慢の約200度の広角スクリーンに映し出されたアマゾンカワイルカやアマゾンマナティは、センサーにより、お客さまが近づくと動きに反応して手を動かしたり、くるくるとまわったりと愛らしい姿を見せてくれるのでとっても癒されますよ。

 


まるでアマゾン川の中に入り込んだかのような没入感です!


アマゾンカワイルカと内緒話中…?

 


こんな風にアマゾンカワイルカと戯れれば日々の疲れも癒されますよ!

 

まーくん:

アマゾンカワイルカもかわいいっすね〜!

 

長谷川:

日々の疲れが癒されますね〜。

はい!ということで、「長谷川とまーくんのわくわくカワスイツアー」はここまでとなります!皆さんお楽しみいただけましたでしょうか?

カワスイには、今回はご紹介しきれなかったエリアや魅力的な生きものたちもたくさんいるんですが、そちらは是非皆さんの目で直接見にきていただきたいなと思います!

 

まーくん:

ぼくたちの推しのお魚も是非本物を見に来て欲しいですよね!

 


長谷川:

そうですよね。
ぼくのブログをきっかけにたくさんの方がカワスイに来てくれると嬉しいな。

 

あ、そういえばまーくん。
ずっと気になっていたことがあるんですがこの機会に聞いちゃっても良いですか?

 

まーくん:

もちろん良いですよ。

ぼくの好きな野球チームの話ですか?ヤクルトスワローズですよ。

 

長谷川:

ちょうど今いるパノラマスクリーンゾーンの後方に、物置きみたいなのがあるじゃないですか。一度も使われているのを見たことが無いんですけど…あれって何ですか?

 

まーくん:

えっ?

 

長谷川:

えっ?

 

まーくん:

あー。



長谷川:

???



まーくん:

前にあった売店の跡っすね。気にしなくていいっす。

 

長谷川:

あ。そうなんすね?(え?何?急に言い方怖。)

 

まーくん:

じゃ、撮影は以上だと思うんで。ぼくはここで失礼しますね。

 


まーくんは行ってしまった…。

長谷川:

あ、はい。ありがとうございましたー…。

 

 

長谷川:

まーくん、さっきまであんなに楽しそうだったのにどうしたんだろう…。

一緒に館内を回って、お互いのお気に入りのお魚も紹介しあって、カピバラともふれあって…せっかく仲良くなれたと思ったのにあんな分かりやすく表情曇ることある?

何か気に障ること言っちゃったかな…。

 

長谷川:

そういえばこの物置きの話をしてから急にだったな。

何か秘密があるに違いないけど物置きを館内に置きっぱなしにしておくのは良くないし、まーくんの笑顔を守るためにも取り急ぎ撤去の方向で進めようかな。

 

???:

ハ…ハセ…ハセガワ…サン…

 

長谷川:

!?

 

 

      

   制作・著作

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Ⓚ Ⓐ Ⓦ Ⓐ Ⓢ Ⓤ Ⓘ

 


楽しいはずの「長谷川とまーくんのわくわくカワスイツアー」だったが、長谷川がパノラマスクリーンゾーンにある「物置き」について言及した途端、楽しい空気は一変。

 

まーくんの笑顔は消え、どこかへ行ってしまった。

戸惑う長谷川にどこからともなく名前を呼ぶ声が…。

 

次回、【続・カワスイ新社長がクルーと一緒にカワスイツアーしたらとんでもないことになった。】お楽しみに!!

 

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